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2013年2月19日 (火)

超次元カスタム

・・・ってワケで、あとは曲げの作業を残すのみになったんやけど、このまま曲げるワケにゃあいかんって話よ!!

っていうのも、今回は厚みのあるアクリル板を「コの字」曲げるんやけど、こういった場合はどう考えても内側から外側にかけて作っていくべきなのだ。
というのは、曲げる板の厚みの分だけその支点をずらしてやらねばならないからなのである。

まあ、やってみりゃあわかるかとは思うけど、「内から外」の場合ならば結構簡単にその支点を見つけられるんやけど、その逆の場合はかなり難しいのだ。。。

ま・・・オレが今からやろうとしていることがまさにそれなのだが・・・。


で、その「曲げの支点」を見つけるのにだいぶ苦労したんやけど、そういうのってほとんど脳内での話なので説明もしにくいw

というワケで、オレの脳内での作業を簡単にイラストレータで具現化しました!

まずは、ダンボールをテキトーに切って作った型紙。

Img_5320

これをイラレでデータ化!

Rs01


データ化といってもこの記事の為に型紙に似せて作っただけの寸法もテキトーなシロモノやけどw

で、それを3D処理。


Rs02

浮かせてみる。


Rs03

・・・あんまり意味ないなコレ。。。

じゃあ簡単な断面図を!!

Rs05

黒い線はすでに完成している外側の部分。オレがやらんとしていることは、その黒い線に厚さ8mmのアクリル板(青色)をピタリと収めたいのだ。

だが、8mm側の曲げる支点を外側の黒いものと同じ位置にしてしまうと・・・


Rs06

↑こんな感じで隙間ができてしまって収まらんのだ。

ちなみに、現実ではありえないが、この状態で無理矢理隙間部分をなくすとこんな感じ↓

Rs07

片側(上図では右側)の部分がハミ出ることになる。

う~ん。厚みが1~2mm程度ならばどうにかなったかもしれないがオレがやろうとしているのは8mm。

8mmっつったら結構な厚みでっせ~。

ちなみに、曲げる箇所は2つあるのだが、そのうちの1つに関しては、角度だけ合わせてやれば良い。残りのもう一方の曲げ箇所さえ合わせてやればのでどうにかなるからだ。


では、残りのもう一方を曲げるためにはどこに支点をおけばよいのか・・・。どれだけずらしてやればきっちりと収まるのか。その地点を探らなければならない。

では、その支点を考察するために、上図を拡大。


Rs08

青くて太い線が8mmのアクリル板。黒い線が3mmのもの。
黄色い線は8mmのアクリル板の中心。
赤い矢印で示した地点が曲げの支点となる箇所。


Rs09

例えば、上の図のように、3mm板(黒い線)の曲がった部分の真上に支点を取ったとしても8mmの厚みではハミ出てしまう。8つまりは収まらない)

オレとしては下の図のように黒い線の内側にキッチリくるように青を曲げたいのだが、


Rs10

では、そうするためには一体いったいどれだけその支点を内側へずらせばよいものか・・・・。


Rs12_2

もう何がなんだかサッパリでしょうが、オレの文章力のつたなさというか、やってる内容のミクロさというか!!
周りのみんなは大掛かりなカスタムしてるのに、オレといったらこんな何ミリとかの問題で悩んでるっちゅう・・・。

ままま、まあそんなこんなで数日間悩み悩んだワケっすよ!

Rs13

ここの角度は?とか、この長さは必要か?とか、三平方の定理でどうにな求められないか?とか、あーだこーだと悩みまくりましたw

そして、悶々とした日々を過ごしていたある日。
何気に紙とペンを使ってメモ用紙でその曲げ支点の場所を模索している時にハッと閃いた!!

Img_5308

それこそフリスクのCMのように「ハッ・・・!」ってなったwww
それがコレ↓


Rs14

どういうことかというと、灰色の部分は曲がっていない8mmの板。これを2つ用意し、3mmの板の内側に置き、2つの角がぶつかった赤の矢印の部分から真下の地点を2で割れば、そこが支点だ!!!!!

・・・いや、書いてる方もワケわかんないですw

実際の画像で表すとこんな感じなんですけど↓

Img_5318

それもまた素材が透明ばっかりでよくわからんっていう。

んまあ、そんな感じでなんとか曲げるための支点を見つけることができたワケなんやけど、これはあくまでX軸とY軸だけの話!
実際にはZ軸やら、アクリルを曲げた際の伸びなんかも考慮して曲げなきゃあならん!!
し・か・も!!ザグリ&カット&ヘアラインまで手間をかけて仕上げた素材!それに8mmの厚さ!曲げれるつったって、容易に曲げれるシロモノじゃあねェんだぜ??

というワケで!
前置きがだいぶ長くなったけど、ついにできましたーー!!

Img_5316

しかもなんと3枚重ね!!

当初の予定通り、外側のパーツはそのまま使いつつ、綿密な計算と緻密な作業でなんとかうまく内側3mmと8mmのアクリル板を収めることに成功しましたッ!!!

まだ少し細かい作業が残ってはいるけど、ここまでくれば残りの作業は楽勝!
う~ん、これぞ超次元カスタム也!!

は~、これでやっと前に進めるわ~。

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コメント

珍しく真面目な記事ww

完成が楽しみですな

投稿: みら | 2013年2月19日 (火) 05時41分

はじめまして、いつも楽しく拝見させて頂いてます。
曲げたい角度÷2の延長線上とアクリル板の内面が交差する点が曲げポイントになりますが、加熱による材質の収縮も考慮しなければいけません。端材で試してみてはいかがでしょうか。

投稿: ヒゲーン | 2013年2月19日 (火) 17時12分

連投すみません補足です。
8ミリアクリル板の曲げ加工ですと曲げ部分のアールが緩やかなものになってしまいます。完成形がエッジを立てたものにしたいのであれば曲げ加工ではなく張り合わせの方が良いかと思われます。

投稿: ヒゲーン | 2013年2月19日 (火) 17時25分

こうして改めてみるとWARSTさんて人にものごとを伝えるとか教えるってすごい巧いよなぁ
わかりやすいもん

投稿: ぼる太 | 2013年2月19日 (火) 20時35分

外側が薄く、内側が厚い。しかも曲げ加工。これは難易度高い・・・。こういう場合はパーツを分割して装着時に工夫するか、無垢材から削りだすか、金型作って射出成形でもするか・・・ってところだろうけど、現実的に可能な方法で、一番楽なのは内側にあわせて外側を成形するだろうなぁ。3ミリの相手側を一から作ったほうが楽だったとは思うけどまぁ凄いです。計算だけでも面倒だし、CADでも持ってて設計→樹脂材削りだしとか言うレベルを卓上計算、および現物合わせでやったという・・・。

 でもこれ、本当に文章で書くにはもどかしかったろうなぁ。現物を目の前にして「これがこうなると、ここを曲げるでしょ?で、こうなるとずれるわけ。そこでだね・・・」って言えばすぐに伝わる話だと思うんだけど、これを文章と図で説明ってね、かなり難しいよ。(少なくとも自分はそう思う)でも、これ読んだら判り易いわ。さすがWARST先生だわ!

 で、これね、記事で読むと「それになぜ気がつかない?」とか思う向きもあろうけど、それがねぇ、そこまで辿り着かないもんなのよ。で、辿り着いてから、じゃ形にするには?となると、また壁が立ちはだかるし、時間も材料も有限とくればそりゃぁね・・・。

 ところで、この「三枚重ね」ってのは何処??8ミリを三枚??

 まぁこれ、塗装するのを前提と考えたら、分割して接着、パテなどで成形して仕上げた方がよかった気もするんだがなぁ。まぁスポイラーを細切れの素材で作るってのも、いろいろ不安要素はあるし、気持ちがいいもんではないがなぁ。

でも、これにLEDを仕込んで、ウィンカー、テールランプにするんでしょ?なんかワクワク感があるよ。フレーム埋め込みとか、社外パーツ流用はあるけど、スポイラー+内蔵テールってのはなかなかないのではと。
 
 ただ、太足とのクリアランスは大丈夫なのかー・・・wwww 

 あと、これだけのパーツを装着するのはどうするんだべね?穴あけしてステーかましてって単純な方式??基本はリアのカーブにすっぽり被せるんだとは思うんだが・・・断線したらメンテに梃子摺りそうですな。

 まぁこういう細かい試行錯誤の積み重ねが大胆なフォルムを生むんだと思うよ、きっと。

 それにしてもフロントは他車流用、リアは太足、今までにないハードなカスタムとなっとりますな。夏に完成・・・するのか???なんにせよ、いずれも自力というところが素晴らしいと思う。心から応援してるぜ!

決まりきらないカスタムも、超次元だったら、それでOK!

投稿: Rice Long | 2013年2月19日 (火) 21時00分

流石、先生してるだけありますね!
俺は一文字目から理解不能ですw

投稿: 名有り | 2013年2月19日 (火) 21時19分

さすが理数系ですね、文系の私は(出来ないけど)
同角度の型を使って曲げて加工するくらいしか想像できません
超次元カスタムスゴイです。後は楽勝ですか~楽しみです

投稿: きょん | 2013年2月19日 (火) 21時39分

 そそ、書き忘れ。東京パーツのブログ見た?カスタムマシンが二台写ってるんだけど、そのうちの一台に、WARSTさんの作ったステッカーが貼ってあったぜ…このブログのアクセス数は伊達じゃねーなぁ…。

投稿: Rice Long | 2013年2月19日 (火) 22時14分

ご無沙汰です。

仕事上、ブレーキプレス(4尺の)使うんですが
鉄板やったら板厚ごとに材質の延びる量も違うんで
計算がめんどいですよ。

投稿: けんごろー | 2013年2月20日 (水) 01時14分

>ヒゲーン
いつだって真面目さ☆

>ヒゲーン
はじめまして!
ああ、そこに到達するまでにだいぶ時間と素材を無駄にしましたw
答えを知っていれば「そりゃそうだろ。」で終わったんですけど…w
貼り合わせも考えたんですけど、ちょうどその貼り合わせた部分を格好よく魅せる方法を思いつかなかったんで無理して曲げました!

>ぼる太
いやいや、これは理解しづらかったんじゃないかと!
文章ってムズイわ~

>Rice Long
そうやねん。文章にするとクドくなる上にわかりにくいw
ホンマね~、あるかどうかわからないゴールに向かって走らされることほど不安なことはないッスよ!

3枚重ねは内側から8mm、3mm、3mm。
まあ間の3mmはどう使うかは未定っていうか、使わないかもしれないけどw

それじゃあウイナア!ウイナルドシルエット!!って感じのズーマーにするわw

>名有り
大丈夫!書いてるオレも読んでる人もみんなわかってないからw

>きょん
僕はバリバリの文系ッスよ!文系だからこそ答えにたどり着くのにこれだけかかってしまったんです…
理系は憧れですわ~

>Rice Long
見たよ!
ありがたいなあ~。そしてせっかくのズーマーがもったいないなあって思ったw

>けんごろー
どうも!
あああ~、その道のプロですか!
やっぱノビとかもあるんですなあ~。
だからオレみたいなシロウト計算では思い通りにいかないんすよね~!

投稿: WARST | 2013年2月20日 (水) 12時17分

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